日々の家事を減らすために、家の中のいろいろなものも減らしています。その中でもやめることで家事を楽にするおススメのものが、ゴミ箱です。
我が家には、リビング、洗面所にゴミ箱はありません。キッチンの分別用のゴミ箱に捨てています。あと子供部屋に小さいもの2つと、トイレに1つ。ゴミ箱を減らすとグーンと家事が楽になる仕組みをお伝えします。
ゴミ箱は近くにあるほうがいい?
各部屋にゴミ箱があるメリットは、
その部屋で出たゴミをさっと近くに捨てるため。
ゴミの日まで溜めておくため。
部屋に一つあることがずっと当たり前だから。
近いほうが捨てやすいというのが最大のメリットかなと思います。
でも、家中あちこちにあるゴミ箱の中身を回収するのって、実は結構手間がかかります。
また、各ゴミ箱にかけるビニール袋を管理するのも手間がかかります。ゴミ箱のサイズがそれぞれ違うと、それに合ったビニール袋を準備しなくてはいけません。
今まではスーパーでもらってきたビニール袋を利用していた場合も多いと思いますが、最近は有料化されたためビニール袋不足になって、新たに購入する必要があります。
無料でビニール袋をもらってきても、畳んで取り出しやすく収納することも面倒になりがち。だから、ゴミ箱は少ないほうがいい。と思うのです。

家の中で出るごみの種類はどれくらいある?
我が家の地域では、
燃えるゴミ・燃えないゴミ・プラスチックごみ・雑紙・ビン・缶
という大体6種類くらいに分けています。
普段生活していて主に出るゴミは、プラスチックごみと燃えるゴミだと思います。
例えば、今の時期だとダイニングテーブルでみかんを剥いて食べたとします。
ティッシュ1枚持ってきて、みかんの皮をむいて食べる。みかんの皮をティッシュでくるむ。その量って、ぎゅっとすれば片手で収まります。それ以外にも、鼻をかむ、子どもの食べこぼしを拾う、洗面所のゴミを拾うという場合でも、1回に片手で足りるくらいの量しか普段生活していても出ないと思うのです。
両手いっぱいのたくさんのゴミが出る場合なら、リビングにも洗面所にもゴミ箱があった方が便利かもしれせんが、実はゴミってちょっとだけしか出ないもの。
各部屋にあるゴミ箱にそのちょっとずつのゴミをいっぱいになるまで溜めて、いちいちゴミを回収に行くほうが、実は手間がかかります。
なので、わが家はゴミ箱を一つにして、その都度片手に入るくらいの小さなゴミをそこに捨てに行くスタイルをとっているのです。

我が家のゴミ箱が一つだけの工夫ポイント
ゴミ箱が一つだからこそ、家族がゴミを入れやすく捨てやすくする工夫をしています。
ゴミ箱の位置
ゴミ箱は、家族みんながアクセスしやすい場所に置いています。そこはキッチンと洗面所の間。冷蔵庫の隣です。
ここは洗面所からもリビングからも、もちろん料理中にも一番届きやすい場所。プラスチックごみの多くは食材やお菓子の包装です。だから冷蔵庫や食材庫に一番近い場所が最適です。
ゴミ箱のサイズ、分別方法
ゴミ箱は3つに分かれています。一番上はプラスチックごみ、真ん中は燃えるゴミ、一番下はビンと缶を分別しています。取っ手に指定のゴミ袋と同じ色のマスキングテープを張って分かりやすくしています。
プラゴミと燃えるごみは、地域で指定された10リットルのゴミ袋を使用し、袋がいっぱいになったらすぐ捨てます。10リットルだと、2,3日に1回のペース。費用は、10枚200円なのでプラゴミ、燃えるゴミ合わせて1か月400円くらいのコストです。
各ゴミ箱の大きさに合わせてそれぞれビニール袋を準備する手間を考えたら、指定ゴミ袋に最初から入れてこまめに捨てるほうが清潔で楽な家事になります。

ゴミ箱が一つだけのメリット
わざわざ捨てに行くのは面倒くさい?それよりも、家族にも環境にも良いメリットがしっかりありますよ。
ゴミを小さく減らす意識が身につく
ゴミ箱が小さいので、ゴミをなるべく小さくして捨てるようになりました。
紙類はなるべく雑紙で捨てて、燃えるゴミはぎゅっと小さくしてから捨てると、量も減るし最終的にはゴミそのものを出さないように家族で意識するようになりました。
ゴミ箱を清潔に保つ習慣
小さなゴミ箱にこまめに捨てることで、ゴミ袋を何度も変える必要があります。
その度に、ゴミ箱の底をみて汚れていたらサッと拭く。ゴミ箱の側面もサッと拭く。
その小さな習慣をゴミ袋のセッティングと合わせてやることで、ゴミ箱はいつも清潔に保つことができます。
ゴミを分別して捨てやすくする箱。つまりゴミを一時的に収納する箱とも言えますね!
ゴミを溜めこまない暮らし
さっと捨てられて、小さなゴミ袋に溜まった分だけゴミ箱から取り出して、ゴミ箱もこまめに清潔にする。それは、家のものを不要なものを気持ちよく出して、暮らしをうまく循環していく仕組みなのです。
ゴミ箱一つ減っただけでも毎日の行動がぐんとラクに変わることもあります。ぜひゴミ箱のサイズや配置を見直してみてくださいね!